沼井公園のカワウコロニーで、地元団体を含め多数の団体がカワウ繁殖抑制を行う
12月20、21日に久喜市にある沼井公園のカワウコロニーで、久喜市と周辺住民団体、埼玉県水産研究所、埼玉県漁業協同組合連合会が繁殖抑制を行いました。
沼井公園では、今年の春に偽卵の置き換えを行い、併せて西側の浮島では巣の除去と空中に黒色の糸を張る作業を行ったところ繁殖が抑制されました。
しかし、11月中旬ころから東側の浮島で巣作りをするカワウが見えるようになり、対策が求められていたため、久喜市との話し合いで、この春に効果の見られた浮島の巣の除去と黒色の糸を張る作業を行うこととしました。
作業前にカワウの営巣状態を確認したところ、産卵はされていませんでした。また、その後も、営巣確認の際に浮島に近づいたためか、巣作りは行われていませんでした。
当日は、営巣木の伐り倒しとおい茂った草の刈り取りを行い、浮島からボートで草木を撤去しました。撤去後には、浮島周辺に支柱を立て浮島上空約1mあたりに2m間隔で黒色糸を張りました。
飛来したカワウは見えない糸に接触すると、その恐怖感からその場所に近づかなくなるといわれています。
繁殖抑制の結果を、今後も見守っていきます。




〜 ごみは持ち帰りましょう・迷惑駐車はやめましょう 〜
埼玉県漁業協同組合連合会
電話 0480-53-4211
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